Archive for "11 月 2009"

糠平湖氷景

 この冬一番の冷え込みとなった朝、糠平湖には靄が低く垂れこめていました。
 立ち昇る水蒸気が小さな小さな粒となって漂っています。これに朝日が当たると
ダイヤモンドダストになるのですが、今はまだ、日が昇ると気温が上がるので
そこまでには至りませんでした。

 代わりに見ることができたのはこんな氷の造形。

 水があっという間に凍りつくこの時期ならではです。


雪のあと

 昨夜降った雪がすこし積もりました。糠平を取り巻く森の中も雪化粧です。
 空は冬の青空。

 ときおり強い風が吹くと、木々に積もった雪が音もなく落ちてきました。

  今日は一日中晴れが続きました。雪が積もると、半月の明るさでも辺りが
よく見渡せるほどです。


雪が降ってきました。

 

 季節の変わり目の大粒の湿った雪。
 真冬に降る粉雪よりも冷たく感じるから不思議です。

 日が暮れた後の糠平の温泉街でもまだ雪が降り続いています。


明け方の西空

 日が昇るすこし前の西の空。
 夜明け前が一番暗い、というのは本当にそのとおりで、辺りの風景は
ほとんど見えず、頭上には満天の星空という状況なのですが、東の空が
白み始めるとそれが一変。風景がぼんやりと、やがてはっきり見えるように
なり、星がどんどん減っていきます。
 そんな時間の一枚です。


去年今年

 

 雪が積もると、エゾシカたちが餌を求めて山を下りてくる
ことがあります。下りて来ても、たいして食べ物が豊富な
わけではないのですが、それでも雪を掘り起こして草を食べたり
木の皮をはいで食べたりと。
 
 
 
 
 
 
 そんな中、後ろ脚の付け根に大きな傷跡のあるシカを見つけました。
 もうすっかりふさがっていましたが、それでも元の傷の大きさを想像
させるのに十分な痛々しい姿です。

 じつは去年同じ場所で見かけていたのですが、その時は
こんな大きな傷だったのです。もう冬は越せないものだと
思っていましたが、一年経ってまた山から下りてきてくれました。


モルゲンロートとその夜

 糠平湖の向こうに赤く染まるウペペサンケとニペソツ山。
 日の出直前の短い時間、山に朝日が当たって赤く光るのです。
 この日は朝から晩までずっと晴れていたので
 阿寒富士に昇るオリオン座を撮りにオンネトーへ行くと、もう
表面に薄い氷が張っていました。どうりで、寒いわけです。
 


星空の下の幌加駅

 

 旧国鉄士幌線の廃線跡。明かりのないこんな場所は星と
月明かりがよく似合います。
 線路跡に点々と残るのは、立ち寄った人の足跡と動物の足跡。
 こっちはシカで、こっちはキツネかなぁ…と思っていたら突然現れたのは
キタキツネ。

 すっかり冬毛に生えかわっていました。